高市早苗「ワークライフバランスを捨てる」発言に批判殺到の理由は“過労死軽視”

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自民党の高市早苗総裁が放った「ワークライフバランスという言葉を捨てる」という発言が、大きな波紋を呼んでいます。

就任早々の“馬車馬発言”に対し、「過労死軽視では?」「昭和の根性論か」と批判が殺到。

過労死弁護団までが声明を出す異例の事態となり、SNSでは「電通の亡霊」「働き方改革どこ行った?」など、炎上が止まりません。

今回の記事では、高市早苗総裁が放った発言についてまとめていきます。

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目次

高市早苗の「馬車馬発言」に批判殺到!

新総裁に選ばれた高市氏は、就任あいさつで次のように語りました。

「全員に馬車馬のように働いていただく。私自身もワーク・ライフ・バランスという言葉を捨てる」

さらに「働いて働いて働いて働いて働いてまいる」と連呼。

このフレーズが報道直後からSNSで拡散し、「まるで昭和」「今どきそんな考え方あり得ない」と炎上の火種となりました。


総裁としての“気合い宣言”のつもりが、“時代錯誤発言”として世論の逆鱗に触れてしまったようです。

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過労死弁護団が「撤回要求」 “精神主義の復活”と猛批判

全国連絡会議は6日、「健康的な職場づくりを否定する発言だ」として正式に撤回を要求しました。

代表幹事の川人博弁護士は、かつて電通の新入社員・高橋まつりさんの過労死事件を担当した人物です。

「古くからの精神主義を復活させるものだ」

と強く非難し、「国が進めてきた働き方改革に逆行する」と指摘しています。

過労死遺族の西垣迪世さんも「女性初の総裁として頑張りたい気持ちは分かるが、使う言葉を間違えている」とコメント。

“頑張れ”の裏に潜む「働きすぎの危険」を訴えました。

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「“頑張る=美徳”はもう古い」SNSで広がる“働き方の価値観論争”

高市氏の「ワークライフバランスを捨てる」発言をきっかけに、SNSでは“働くことの意味”をめぐる議論が巻き起こっています。

「もう“頑張る=美徳”の時代じゃない」「努力は尊いけど、命を削る努力は違う」
「休むことを悪とする価値観が、いまだに政治の中に残っているのが怖い」

といった声が相次ぎ、発言そのものよりも、“働き方への意識のズレ”に注目が集まっています。

一方で、「総裁としての覚悟を示しただけ」「自分に言い聞かせた言葉だ」と擁護する意見もあり、
SNSでは“昭和的働き方”と“令和的ワークスタイル”の価値観が真っ向からぶつかる展開になっています。

いまや、「どれだけ働いたか」よりも「どう生きたいか」が問われる時代。
高市氏の発言は、その価値観の境界線を浮き彫りにしたとも言えます。

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「働き方改革どこ行った?」政府が自ら掲げた方針と真逆の発言

政府はこれまで、「働き方改革」や「過労死ゼロ」を国の最重要課題として掲げてきました。

2014年には「過労死等防止対策推進法」が成立し、長時間労働の是正や健康的な職場環境づくりを訴えてきたはずです。

それにもかかわらず、政権のトップである高市氏が「ワークライフバランスを捨てる」と発言したことで、
「政府が自らの方針を否定している」「国が率先してブラック化している」との声が上がっています。

SNSでは

「働き方改革どこ行った?」
「法律作っても上がこれじゃ意味ない」
といった皮肉交じりの投稿が相次ぎ、国民の間に広がる“政治不信”の象徴とも言われています。

“働きすぎ”が社会問題として取り上げられてきたこの10年

その努力を無視するかのような高市氏の発言は、多くの人々に「日本は本当に変われるのか?」という疑念を再び呼び起こしています。

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ネット上の反応は?

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まとめ

高市早苗氏の「ワークライフバランスを捨てる」発言は、決意表明のつもりだったのかもしれません。
しかし、“働くこと=美徳”という時代は終わりました。
今必要なのは、「働かせすぎない政治」です。

頑張ることと、命を削ることは違います。
リーダーの一言が社会の空気を変える今こそ、「働き方の未来」を真剣に考える時なのかもしれません。

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