「これが最後の戦いです」
そう語った直後、わずか4時間で当選確実と報じられたのは、自民党から比例代表で出馬していた鈴木宗男氏(77)です。
政界引退を表明したその朝に、まさかの当選という“宗男劇場”を見せつけたこの展開に、SNSでは驚きとともに本人の「名言」がバズる事態となっています。
“天国と地獄”を自ら語るその言葉の重みと、波乱の政治人生があらためて注目を集めています。
今回の記事では、こちらの話題についてまとめていきます!
引退宣言から4時間で“当選確実”へ──まさに宗男劇場
2025年7月21日午前4時半、開票作業が続く中で開かれた早朝の会見で、鈴木宗男氏はこう語りました。
「選挙戦を通じて、これが最後の戦いだと訴えてきた。この言葉に変更はありません」
「天国と地獄を経験しながらも、恵まれた政治家人生だったと思います」
昭和から令和へと続いた40年以上の政治活動の締めくくりとして、多くの有権者が“宗男引退”を受け止めようとしていた、その矢先。
なんと、午前8時半すぎには「鈴木宗男氏、当選確実」の速報が流れ、一転しての“当選劇”が展開されました。
SNSで注目を集めた「宗男節」の名言たち
今回の引退宣言~当選劇の流れで再注目されたのが、“宗男節”とも呼ばれる独特の言い回しや名言です。
SNSでは「相変わらず言葉の力がすごい」「この人はやっぱり只者じゃない」との声も。
以下は過去〜現在まで話題になった名言の一部です。
🔹「天国と地獄を経験したが、恵まれた政治家人生だった」
→ 今回の会見での名言。重みとストーリー性があり、Xで多数拡散。
🔹「政治家は、信念と情熱と覚悟がなければならない」
→ 著書や国会質疑で繰り返し語られた、宗男氏の“信念系ワード”
🔹「何度叩かれても、這い上がるのが私の生き方です」
→ 実刑判決・服役を経て政界に復帰した後のインタビュー発言
🔹「宗男は死んでも宗男です」
→ 2005年、選挙敗北後の語録。当時から“伝説の男”として語られてきた背景の一つ
これらの発言は、決してきれいごとばかりではありません。
しかし、どこか泥くさく、それでも前を向こうとする姿勢に、共感する声が今も根強いのです。
鈴木宗男のプロフィールと“波乱の人生”
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氏名: 鈴木 宗男(すずき むねお)
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年齢: 77歳(2025年現在)
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出身地: 北海道羅臼町
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政歴: 衆議院議員10期、元官房副長官/外務副大臣/北方領土問題特命委員長など
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所属政党: 自民党(2025年参院選で比例代表から出馬)
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事件: 2002年、外交官宿舎の不正使用問題などで逮捕。2004年に懲役2年の実刑判決(“ムネオハウス事件”)
過去に失脚と復活を何度も繰り返しながら、それでも「政治の場に立ち続けた」鈴木宗男氏。
その姿は「清濁併せ呑む昭和の政治家」として、今なお一部に熱烈な支持を集めています。
ネット上の反応は?
鈴木宗男氏、引退宣言→当選確実 事務所騒然、支援者駆けつけ | 毎日新聞 https://t.co/s1mP7F77F3
— 伊勢ちゃん😎&😺金太郎 (@J888buWRZSraezM) July 21, 2025
鈴木宗男が比例代表で当選
一時は敗色濃厚&引退宣言
…自民党の最終当選者に鈴木宗男 維新から自民に。
梅村は維新から参政党に。岸は落選。世良も落選。
立花はもちろん落選。 斎藤元彦や西田やさやは辞職せよ。
神谷は懲罰に。 https://t.co/pC85bhEz6b— Twi 言ったあ (@kennenji2) July 21, 2025
申し訳ないが、なんで気の人が当選するのか不思議でしかたない。
いつまで政治家の椅子にしがみついてるのか。
議員も定年を設定するべき。
投票権にも定年が欲しいところ。
老害が過ぎる。
鈴木宗男氏 引退宣言後に当選確実 2025年7月21日 https://t.co/jCsCuaqdAc— えすみん (@esmin1012) July 21, 2025
あ,そうか
鈴木宗男引退宣言したんだから、当選辞退してくれれば、ヒゲの隊長繰り上げ当選にならんのかナ?
今の日本にどちらが必要かは明白じゃない(・・)(。。)#佐藤正久 #ヒゲの隊長 #鈴木宗男 #ロシア #引退宣言— カッパクン (@katsupakun) July 21, 2025
“敗北宣言”から8時間後…自民党の鈴木宗男氏(77)が事務所が確認した当選を受けて会見「3度目の奇跡。見えない力によって生かされた」参議院選挙比例代表#北海道放送 #hbcnews | @HBCnewsJNN | @HBChokkaidohttps://t.co/j0mn5hNQay
— HBC news (@HBCnewsJNN) July 21, 2025
まとめ|宗男劇場は令和も続く?
政界引退を宣言し、多くの人が「ついに幕引きか」と見守るなかでの、突然の“当選確実”。
この一連の展開は、まさに「宗男劇場、再び」と呼ぶにふさわしいものでした。
SNSではツッコミやジョークも飛び交いながら、その言葉に“人間味”や“魂”を感じる人も少なくありません。
果たして、この名言の数々が語られるのは「最後」になるのか。
それとも――宗男節は、まだ止まらないのかもしれません。