甲子園に出場中の【広陵高校】が、いま大きな波紋を呼んでいます。
注目の理由は「野球の強さ」だけではなく、過去に発生していた“暴力事件”の存在と、それにもかかわらず甲子園に出場しているという事実。
SNSでは「なぜ出場できるの?」「被害者は転校してるのに…」といった声が相次ぎ、連日トレンド入りしています。
今回の記事では、暴力事件の概要を時系列でわかりやすくまとめ、“加害者は出場、被害者は転校”という現状への違和感について整理します。
暴力事件の概要|「寮内で複数回の暴行」
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発生時期:2024年1月頃
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加害者:広陵高校野球部の当時2年生部員4人
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被害者:当時1年生の野球部員
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内容:
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寮内での暴行(顔・胸・腹部を殴るなど)
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複数回にわたるいじめ・暴力行為
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精神的ショックを受けた被害者は学校を去ることに
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被害者は転校、加害者は処分のみで“残留”
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2024年3月末:被害者は転校
学校生活・部活継続が困難となり、広陵高校を離れる決断をしたと報道されています。 -
加害者4名:学校の内部処分のみ
一部メディアによると、停学等の校内処分は行われたものの、退部や退学には至らず。
広陵高校とは?
広陵高等学校(こうりょうこうとうがっこう)は、広島県広島市安佐南区にある私立高校で、創立は1890年(明治23年)という非常に歴史ある高校です。
「文武両道」を掲げ、全国屈指の野球の名門校として知られています。
項目 | 内容 |
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学校名 | 広陵高等学校(こうりょうこうとうがっこう) |
所在地 | 広島県広島市安佐南区長束西3丁目5-1 |
設立年 | 1890年(明治23年) |
設置区分 | 私立(共学校) |
偏差値 | 普通科:55〜61(コースにより変動) |
学科 | 普通科(進学コース/特進コース) |
最寄り駅 | JR「安芸長束駅」より徒歩約10分 |
公式サイト | https://www.koryo.ed.jp |
⚾野球部の実績
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甲子園出場回数:春25回・夏24回(2025年時点)
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主な戦績:
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春の選抜:優勝1回、準優勝1回
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夏の大会:準優勝4回
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指導者:中井哲之監督(長年にわたり名将として知られる)
高野連 対応と出場容認に批判殺到!処分の軽さに疑問の声
暴力行為が発覚したのは2024年1月。広陵高校野球部の当時2年生4人が、1年生の部員に対して寮内で胸や顔、腹部を叩くなどの暴行を行いました。
学校は加害生徒に対して校内での処分(停学など)を実施。
その上で、日本高等学校野球連盟(高野連)へ報告され、「厳重注意」という軽い処分が下されました。
つまり、
「加害者はすでに処分済」→「大会出場に問題なし」という流れです。
しかし、この対応には多くの人が強い違和感を抱きました。
◆処分が“軽すぎる”という批判
高野連の「厳重注意」は、いわば“お咎めなし”に近い処分で出場停止や大会辞退といった措置は一切ありません。
これに対しSNSでは、
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「被害者が転校しているのに?」
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「辞退しないことより、処分の軽さが問題」
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「結局“強豪校だから甘い対応”?」
という声が広がり、事件の再燃に拍車をかけました。
SNSでトレンド入り「辞退しろ」「出場する資格なし」
X(旧Twitter)では、「広陵高校」「辞退しろ」「暴行事件」などのワードが何度もトレンド入り。
SNSで特に反響が大きかったのは次のような声です。
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「被害者は学校を辞めてるのに、加害者が甲子園?おかしくない?」
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「野球が強ければ何でも許されるの?」
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「辞退しろとは言わないけど、説明は必要では?」
別で実名告発したものです。
入江智祐さんの様な被害者を出しながら、現在広陵高校野球部のいじめ加害者達はのうのうと甲子園の土を踏んでいます。これを許してよいのでしょうか?
皆さんひとりでも多くの拡散を宜しくお願い致します。#広陵高校 #広陵高校野球部#広陵高校いじめ… pic.twitter.com/SEcXXe3fsu— Y. (@yoshimasa_0305) August 7, 2025
広陵高校の中井哲之監督は、集団リンチいじめ被害に遭った生徒が学校の再発防止策を信じて寮へ戻ると、監督室へ呼び出し「お前の親もどうかしてる」等と親を誹謗中傷、生徒へ「報告書を出したら2年生が試合に出られなくなる」と泣き寝入りの圧力をかけ恫喝
接触禁止と約束された加害者を隣室へ配置 pic.twitter.com/l2jTs26qAq— 西川英樹🇯🇵新日本生活保護党総書記🟠北海道大学卒 (@ImperialEra2684) August 6, 2025
広陵高校やばすぎ
しかも集団いじめ
今から試合に出る選手、半分くらいがいじめに関係してるやん#広陵 pic.twitter.com/vdlw2rgH5I
— Mr.XRP 全財産XRP (@opqrstuuuu5963) August 7, 2025
広島代表広陵高校の件心が痛む、、ご両親のInstagramを拝見させて頂きました。
ちゃんと帰ってきて、ちゃんと言えたことがどんなに偉いか。。
どんなに苦しかったか、辛かったか。強いは正義ではない
悪いことは悪いが正義であって欲しい。
伝統を守る、本当に正しい伝統か?と心に問いかけて欲しい pic.twitter.com/vhv7p9yeNV— やきゅうぶ。 (@bbc_mg89S2) August 5, 2025
「家族」とか言い出す奴ほど胡散臭い人物が多い。
中井哲之【広陵高校監督】#広陵高校#広陵高校野球部#甲子園#高野連#いじめ#いじめ隠蔽#いじめ知らん顔#どのツラさげて甲子園 pic.twitter.com/K0vsRVKQ1s
— そばつゆ (@sabonplus) August 6, 2025
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まとめ|“美談”の裏にあるモヤモヤを直視する時
高校野球は、感動や努力の象徴とされてきました。
しかし今回のような事件は、その裏にある現実や課題をあぶり出す機会でもあります。
「被害者は転校、加害者は甲子園」
この構図が示すモヤモヤを、私たちは見逃してはいけないのかもしれません。