高市早苗総裁がスタートさせた新政権で、
幹事長に抜擢されたのが麻生派の鈴木俊一氏(72)です。
「麻生太郎の義弟」として話題になった鈴木氏ですが、
その経歴をたどると、単なる“縁故人事”ではないことが見えてきます。
政治一家に生まれ、官僚出身、複数の閣僚を歴任しています。
高市政権を陰で支える“実務型エリート”の素顔とは?
今回は、鈴木俊一氏の学歴・経歴・派閥での立ち位置をまとめていきます。
鈴木俊一のプロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
氏名 | 鈴木 俊一(すずき しゅんいち) |
生年月日 | 昭和28年4月13日(1953年4月13日) |
出身 | 東京都(杉並区生まれ) |
学歴 | 早稲田大学 教育学部 卒業 |
選挙区 | 岩手県第2区(衆議院) |
当選回数 | 10回(資料によって9回との記載もある) |
党派・派閥 | 自由民主党・麻生派(志公会)所属 |
家族関係 | 父:鈴木善幸(元首相) (ウィキペディア) 姉:麻生千賀子、その夫が麻生太郎(つまり鈴木氏は麻生太郎の義弟) |
鈴木俊一の学歴は?早稲田教育学部出身の“文教系エリート”
鈴木俊一氏は早稲田大学教育学部の出身です。
教育分野から政治に入ったという珍しい経歴を持ち、
若い頃から「人を育てる政治」をテーマに掲げてきました。
早稲田時代は柔らかな物腰で知られ、学生時代から人望が厚かったそうです。
卒業後は岩手県庁を経て、建設省(現・国土交通省)に入省。
いわば“行政の現場”を知り尽くした“官僚上がり”の政治家です。
派手なパフォーマンスよりも「実務」を重んじるタイプで、省庁職員からも「地味だが信頼できる」と定評があります。
鈴木俊一の経歴は?環境相・財務相などを歴任した政策通
政界デビューは1983年です。
父・鈴木善幸(元首相)の地盤を継ぎ、衆院岩手2区から初当選しました。
その後は順調にキャリアを積み、環境相・外務副大臣・財務相・五輪担当大臣など
主要ポストを次々と歴任しています。
特に評価が高いのは、財務大臣としての手腕です。
岸田内閣では財務相兼金融担当大臣として、
物価高と円安に苦しむ経済の舵取りを担いました。
派手な発言こそ少ないものの、
「いつの間にか仕事が片付いている」「数字に強い」
と霞が関内でも評判の“調整型の仕事人”です。
麻生派の重鎮 “義弟”というだけで終わらない存在感
鈴木氏が所属するのは、麻生太郎氏が率いる志公会(麻生派)。
その中でも鈴木氏は政策と調整の中心にいる重鎮であり、“義弟”という関係以上の政治的存在です。
一時は「派閥の顔」として後進をまとめ、麻生太郎氏からも絶対的な信頼を寄せられてきました。
一方で、自身はメディアに出たがらない“静かな職人肌”。
その謙虚さが逆に、派閥内外での求心力を高めていると言われます。
高市総裁が彼を幹事長に起用した背景には、「麻生派とのパイプ」「実務経験」「政界バランス」この3拍子が揃っていたことが決め手とみられます。
政治一家のDNAとは?父は元首相・鈴木善幸、義兄は麻生太郎
政治は貸し借りで動く . . .
高市新総裁、幹事長に鈴木俊一総務会長を起用へ…麻生太郎最高顧問の義弟https://t.co/Wm8GIxHfSr pic.twitter.com/vmy9Addj7K
— Skywalker (@yhamaie) October 5, 2025
鈴木氏の家系図をたどると、まさに政界のど真ん中です。
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父:鈴木善幸(第70代内閣総理大臣)
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義兄:麻生太郎(元総理大臣・現最高顧問)
“総理経験者が2人も身内にいる”という強烈な家系で、
いわば日本政治の“生きたレガシー”の中に生きている人物です。
日本国の金庫番をファミリーで継承。日本の闇の中枢と言っても過言ではありません。
鈴木俊一(衆議院議員)の家系図がすごい!嫁や息子と経歴&派閥も調査!https://t.co/DCt0F2DoV4 pic.twitter.com/jgloWxPQVA
— 梵 (@ombon8) September 30, 2021
血縁・家柄だけでなく、実際の政務経験も豊富です。
派閥政治の表も裏も知り尽くした“政界の潤滑油”として、高市政権には欠かせない存在になる可能性が高いです。
ネット上の反応は?
幹事長は鈴木俊一って麻生の義兄じゃなかったっけ?
清廉潔白って感じの方ではないけど経歴は立派なんでお年ではあるけど必死に働いてほしい。
副総裁は麻生かぁ陰の実力者プレイをするならそこでない気がするけどお約束のポジションなのは楽できるから?しらんけどw— らいでんお兄さんYouTuber(腰痛ber) (@ColonelRaiden) October 5, 2025
経歴詐称で壺議員。
こんなのが日本の総理になったら日本国1000年の恥だろ。
政治に関与できない皇室もがクレーム入れるレベルじゃね?
コイツだけは野党にして絶対に総理にしてはならない。高市氏 幹事長に鈴木俊一氏起用へ#Yahooニュースhttps://t.co/c0Utx9THYf
— smile(シ)スマイル^o^Japan (@mikihiyamada) October 5, 2025
そりゃないぜ
これじゃあ、自民党は変わらない
すごく残念高市新総裁、幹事長に鈴木俊一総務会長を起用へ…麻生太郎最高顧問の義弟(読売新聞オンライン) https://t.co/WtZYSbweZA
— たかぼう (@ziggy0426) October 5, 2025
高市新総裁、幹事長に
鈴木俊一総務会長を起用へ…
麻生太郎最高顧問の義弟自民党って解党的出直しじゃ
なかったっけ? pic.twitter.com/7kXvZXj3GH— あくび (@yyyyyyyawn_) October 5, 2025
高市新総裁、幹事長に
鈴木俊一総務会長を起用へ…
麻生太郎最高顧問の義弟自民党って解党的出直しじゃ
なかったっけ? pic.twitter.com/7kXvZXj3GH— あくび (@yyyyyyyawn_) October 5, 2025
まとめ
SNS上では「麻生太郎の義弟だから選ばれたのでは?」という声も見られます。
しかし、鈴木氏のキャリアを振り返ると、単なる血縁だけでは到底務まらないポストばかり。
経験・安定感・調整力のどれをとっても、“高市政権の柱”として申し分ない実力を備えています。
今後、党内対立や派閥バランスの中で、鈴木俊一氏がどう「政権を支える義弟」として動くのでしょうか。
その一挙手一投足が、政局を左右するカギとなりそうです。