ディー・アップ元社長・坂井満氏は何者?華麗な経歴と“パワハラ辞任”の真相

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化粧品メーカー「ディー・アップ」のトップを務めていた坂井満(さかい みつる)氏が、2025年9月に社長を退任しました。

東京地裁が「社長のパワハラが新入社員の自殺につながった」と認定し、1億5000万円の賠償と辞任 を命じる異例の決定となり話題になっています。

華麗な経歴を誇りながらも、問題発言によって失脚した坂井氏とはどんな人物なのでしょうか。

今回の記事では、坂井満氏の人物像や経歴や学歴、そして辞任の理由についてまとめていきます。

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目次

坂井 満のプロフィールは?

  • 名前:坂井 満(さかい みつる)

  • 生年月日:1957年11月16日

  • 出身地:神奈川県横浜市神奈川区六角橋

  • 学歴:上智大学卒業

横浜で育ち、幼少期から「地元愛」を持つ人物として知られています。
大学は名門・上智大学を卒業し、エリート街道を歩み始めました。

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坂井 満の経歴は?

IT業界の“叩き上げ”

大学卒業後は大手ITメーカーに入社。
その後、メーカー系IT商社に転じて取締役まで上り詰め、経営の実務を徹底的に学びました。

2015年には横浜の独立系IT企業「株式会社アイネット」に入社し、2018年に代表取締役社長へと駆け上がりました。

クラウドやデータセンター事業を拡大し、「ITで社会課題を解決する」を掲げて業界をリードしました。

コスメ業界へ“異色の転身”

さらに異色なのは、化粧品メーカー「ディー・アップ」社長 にも就任したことです。

マスカラやアイライナーで人気を集める同社を率いたことで、「ITとコスメの二刀流経営者」としても注目されました。

化粧品メーカー「ディー・アップ」“辞任の真相”

しかしその華麗な経歴に暗い影を落としたのが、2021年に入社した新入社員女性へのパワーハラスメント問題でした。

  • 2021年12月:社長面談で約50分間叱責
     「大人をなめるなよ」「野良犬だ」など人格否定の言葉

  • 2022年1月:女性はうつ病と診断され休職

  • 2022年8月:自宅で自殺を図り、昏睡状態に

  • 2023年10月:25歳という若さで帰らぬ人に

  • 2024年:労基署が労災認定

  • 2025年9月:東京地裁がパワハラを認定し、会社側に 1億5000万円の賠償と謝罪、そして社長辞任 を命じる異例の調停決定

この決定を受け、坂井氏は9月10日付で社長を辞任しました。

坂井 満氏の性格・人物像とは?

坂井氏は一言でいえば “理想と現実のギャップを抱えた経営者”

  • ビジョン志向:「社会課題をITで解決」と掲げる理想家

  • 地元愛:横浜を拠点に地域貢献を重視

  • 勤勉で実直:業界団体でも会長を務めるなど信頼を集めた

  • 一方で厳しい:社員への言葉は時に過激で、“野良犬”発言が致命的に

周囲からは「熱い情熱を持つ経営者」と評される一方で、その厳しさが若手社員にとっては大きなプレッシャーになっていたとみられます。

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ネット上の反応は?

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まとめ

坂井満氏は、上智大卒のエリートとしてIT業界で成功し、異業種の化粧品メーカーでもトップに立った“異色の経営者”でした。
しかし、パワハラ発言が若い社員の命を奪ったと認定され、最終的には辞任に追い込まれています。

「華麗な経歴」と「失脚の結末」という強烈な対比が、いま世間で「坂井満は何者?」と注目を集める理由でしょう。

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