「これが最後の戦いです」
そんな言葉を残して政界引退を宣言したのは、自民党比例代表として参院選に出馬していた鈴木宗男氏(77)。
7月21日早朝の記者会見で語ったその覚悟に、多くの人が「ついに宗男さんも引退か…」と感慨を抱きました。
しかしそのわずか4時間後、一部報道機関が「当選確実」を速報──。まるでドラマのような展開に、SNSでは驚きとツッコミの声があふれています。
今回の記事では、参院選の大逆転についてまとめていきます!
「政界引退」からの大逆転…ネットがざわつくワケ
2025年7月21日の午前4時半、札幌市内の選挙事務所で開かれた会見で、鈴木宗男氏は「最後の戦い」と述べ、政界を引く意向を明らかにしました。
「天国と地獄を経験してきた。恵まれた政治家人生だった」
「北方領土問題と日ロ平和条約の締結、それだけが心残りです」
昭和から令和にかけて、長きにわたって政界を生き抜いてきたベテランの言葉には、重みと真摯さがにじんでいました。
しかし、開票が進むにつれて情勢は変化。午前8時半すぎには一部メディアが「鈴木宗男氏、当選確実」を報じ、まさかの“引退表明からの当選”という大逆転劇が実現したのです。
SNSでは、「え、当選しとるやんw」「宗男さん、また戻ってくるの?」「この人、何度でも蘇るな」といった驚きとユーモアを交えた声が多数投稿され、話題となっています。
鈴木宗男氏プロフィール|波乱万丈の政治家人生
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氏名: 鈴木 宗男(すずき むねお)
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年齢: 77歳(2025年現在)
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出身地: 北海道目梨郡羅臼町
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所属: 自民党(参議院比例代表)
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初当選: 1983年(第37回衆議院議員選挙)
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政治キャリア: 衆議院議員10期、内閣官房副長官、外務委員長などを歴任
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キーワード: 北方領土問題、ロシア外交、宗男節
忘れてはならない“あの事件”
鈴木宗男氏といえば、2002年に発覚した「ムネオハウス事件」が記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。
外交機密費やODA関連の不正使用疑惑により、収賄やあっせん収賄罪などの容疑で逮捕・起訴され、2004年には実刑判決(懲役2年・追徴金)を受けました。
2009年には公民権停止明けとともに国政復帰を果たし、その後は野党・与党を問わずさまざまな政党を渡り歩きながら、自らの信念を貫いてきました。
ネット上の反応は?
【速報】鈴木宗男氏、当選確実
4時半頃、落選の見込みが高いということで涙を浮かべながら「敗北宣言」をしていたところから、まさかの逆転
生命力が強すぎる pic.twitter.com/E0wMMLY9Ye
— 旅野そら🤍元戦場カメラマンVTuber (@tabino_sora__) July 21, 2025
04:00
鈴木宗男「この情勢では厳しいでしょう。政界を引退します」↓
09:00
比例の最後の1枠で当選確実やっぱり蓮舫のゾンビ復活といい比例制度はカスだな… pic.twitter.com/jiGGl6peFu
— ゆるふわ怪電波☆埼玉 (@yuruhuwa_kdenpa) July 21, 2025
うわぁ、
佐藤正久落選、鈴木宗男当選て。
宗男、引退宣言したんだから
引退してくれ。。。 pic.twitter.com/hN4jeOKIav— しん (@8ab87o) July 20, 2025
引退宣言後比例当選する鈴木宗男、完全に火葬前に棺桶から出てくるアレやないか pic.twitter.com/5QB6JnJ1fk
— たか🇺🇦医療労務コンサルタント (@team_saito) July 21, 2025
【速報】自民党の最終当選者は鈴木宗男氏
引退宣言数時間後に当選してしまったアホ😇 pic.twitter.com/KrRIXT6eu2— ぼいん(´・ω・`) (@ZJGETrReon52227) July 21, 2025
まとめ|宗男劇場は終わらない?
政界引退を表明した朝に、当選が確実となる──
まるでフィクションのような展開をリアルで見せた“宗男劇場”に、SNSでは笑いと驚き、そして戸惑いが入り混じる状況となっています。
果たして鈴木氏は、このまま「最後の言葉」を貫くのか。それとも、再び議席を得て政治の最前線に戻るのか──
77歳ベテランの“次の一手”に、引き続き注目が集まりそうです。