2025年の参院選・東京選挙区に無所属で立候補していた元衆院議員の山尾志桜里氏が、落選確実となりました。
かつて政界で注目を集めた存在だった山尾氏ですが、今回は政党の支援を受けずに挑んだ選挙戦でした。
背景には、国民民主党の公認見送りや、過去に報じられたスキャンダルに対する世間の目もあったようです。
この記事では、落選の理由とその背景を、わかりやすく振り返ります。
政界での存在感と注目度
山尾志桜里氏は、2009年に民主党から衆議院議員として初当選。
東京大学出身で元検察官という経歴や、物おじしない発言力で注目され、民進党では政調会長を務めたこともあります。
将来を期待される政治家として、メディアにもたびたび登場していました。
無所属での出馬、公認見送りの影響
今回の参院選では、当初、国民民主党が山尾氏を比例代表で擁立する予定でしたが、SNSなどを中心に厳しい意見が相次ぎ、最終的に公認は見送られました。
その結果、山尾氏は無所属として東京選挙区から出馬することに。
政党の後ろ盾がない中での選挙戦は厳しく、政策や考えを伝える機会にも限りがありました。
こうした状況が、支持の広がりに影響したとみられます。
山尾志桜里は何をした?
今回の選挙では2017年に報じられた不倫疑惑が改めて注目される場面もありましたが、山尾氏はいったい何をしたのでしょうか?
W不倫疑惑と議員パスの私的使用
2017年9月、「週刊文春」によって、山尾志桜里氏と当時既婚だった弁護士・倉持麟太郎氏とのW不倫が報道されました。
山尾氏は倉持氏を政策ブレーンとして自ら推薦し、共著も出版していたことに加え、2人は頻繁に会っており、深夜までの密会も多かったようです。
週刊文春が報じた密会の際、国会議員専用パスを私的に使っていた疑惑が浮上しました。
秘密性の高い場所に自由に出入りできる議員パスの使用目的が「密会」であれば、公的資源の私用と捉えられるのは当然のことです。
倉持麟太郎氏の元妻の苦悩と自死
倉持麟太郎氏の元妻が、夫と山尾氏の関係に精神的に苦しみ、後に自死したことが報じられ、大きな衝撃を呼びました。
2017年9月、山尾氏と倉持氏の不倫が報じられ、元妻は精神的に不安定になりました。
その後まもなく、倉持氏が離婚を押しつけ、元妻は子どもの親権を失った事がきっかけで自死にまで追い込まれてしまいました。
文春などで、元妻は「子どもに会わせてほしい」と手記や記者会見で叫び、必死に母としての居場所と権利を主張していましたが、叶わなかったようです。
説明責任の放棄と批判の高まり
2025年6月10日山尾氏は、国民民主党からの参院選出馬会見を行いました。
その中で、「当時の自分におごりがあった」と謝罪するも、不倫の事実そのものについては「答えない」とし、詳細な説明は避けました。
2017年の不倫報道直後、山尾氏は記者会見を開かず沈黙を貫いていたことが批判を招きましたが、今回も同様に「核心部分は話さない」という姿勢が変わっていないことで、誠意がみられないと捉えられてしまったようです。
ネット上の反応は?
【山尾志桜里氏が落選確実 東京】
山尾志桜里氏が落選確実、東京 国民公認見送り、無所属で出馬よっしゃぁぁぁ👍当然ですね pic.twitter.com/ej4ZRBNj2L
— トニー🦄! (@tonymainaka) July 20, 2025
国政選挙速報ヤバいな。現与党の歴史的大敗により、過半数割れで石破内閣総辞職は確実な模様。国民が伸び悩んだ原因は落選確実の山尾志桜里氏の影響か。参政党16議席は本来、自民に入ってもおかしくなかった。選挙のニュース速報見る度に自民党・公明党は「ざまあ」としか思えない…にしてもー34は草w pic.twitter.com/GlvWqiQP8Y
— 流川夕 (@nagarekawayu) July 20, 2025
武見敬三
山尾志桜里
二階伸康全員落選濃厚!!最高すぎるぜ!! pic.twitter.com/lXFSR9LVSz
— 怒りのウルフ (@TOKI222572) July 20, 2025
山尾志桜里だけ「落選」確実って報道されてんの草。
それだけ、有名って事だわな。 pic.twitter.com/2C63CfJyaN— 🦉グリコ(怒らない)🦉 (@Guricone) July 20, 2025
一応元ネタの画像も。
山尾の遍歴
年下弁護士の倉持麟太郎(当時既婚)と不倫、不倫場所はその弁護士の自宅ベッド。
山尾志桜里自身も東大出の弁護士。その後倉持は離婚。
親権は倉持麟太郎へ。子供に会えない妻は精神的苦痛で自殺。
取り敢えず山尾はゴミくずだが、このネタは面白い。 https://t.co/FrmKC3hp2v pic.twitter.com/TvkxDGH2AZ— 宇宙天地世我世菜羅無職候 (@KIOKIYU) July 10, 2025
まとめ
こうした中での落選となった山尾氏。過去のスキャンダル、公認見送り、無所属という立場など、さまざまな要因が重なった結果だったのかもしれません。
政治家として再び挑戦するのか、それとも別の道へ進むのか──今後の動向にも注目が集まります。