【医療搬送ヘリ事故】運航会社SGC佐賀航空の過去の墜落事故まとめ!

2025年4月6日午後、長崎県の対馬空港を離陸し消息が途絶えた6人乗りの医療搬送用ヘリが、長崎県壱岐沖の海中で転覆しているのが見つかりました。

乗っていた6人は全員救助されましたが、3人が心肺停止状態だということです。

この墜落したヘリコプターを運航していた「SGC佐賀航空」とはどんな会社なのでしょうか?

「SGC佐賀航空」が過去に起こした事故とはどんなものなのでしょうか?

今回の記事では、こちらの事故についてまとめていきます。

目次

長崎 医療搬送用ヘリが海に墜落・転覆した事故の概要

2025年4月6日13時10分ごろ、福岡和白病院の医療搬送用ヘリコプター「ホワイトバード」と連絡が取れなくなりました。

ヘリコプターは、13時ごろ対馬から患者を乗せて、福岡和白病院に向かう途中でした。

長崎県の対馬空港を離陸し消息が途絶えたヘリが、長崎県壱岐沖の海中で転覆しているのが見つかりました。

緊急時に膨らむ「フロート」で浮いている状態で「フロート」にしがみついていた3人が救助されたということです。

残る3人も救助されましたが、心肺停止状態だということです。

ヘリ運行会社のSGC佐賀航空とは?

墜落したヘリの運行会社「エス・ジー・シー佐賀航空㈱」について

  • 会社名:エス・ジー・シー佐賀航空株式会社
  • 代表者:代表取締役 中山博樹
  • 本社所在地:佐賀県佐賀市川副町犬井道9476番地188
  • 設立:1997年12月8日
  • 従業員数:55名(令和4年7月1日現在) ※常勤役員、監査役除く

SGC佐賀航空における「墜落事故」まとめ!

 2019年7月29日 – 茨城県筑西市での農薬散布中の墜落事故


  • 機体情報:アエロスパシアル式 AS350B(登録記号 JA9252)



  • 概要:農薬の空中散布中、送電線と接触して墜落。機体は大破



  • 発生場所:茨城県筑西市・水田上空


  • 原因(調査報告より)


    • 操縦士は散布中に障害物を認識できず、送電線に接触



    • 散布コースの設定と安全確認に不備があった可能性



  • 人的被害:詳細は公表されていないが、重大な人的被害は確認されていないと報じられました。


2004年 – 有明海での遊覧飛行帰りの墜落事故


  • 機体情報:型式・機体番号不明(報道では小型ヘリとされる)



  • 概要:佐賀市内での遊覧飛行後、有明海上空を飛行中に墜落。



  • 発生場所:有明海(佐賀県沿岸)


  • 原因(報道ベース)


    • 機体のトラブルとされているが、詳細な事故報告書は公開されていない。


  • 人的被害


    • 4名死亡(操縦士1名、同乗者3名)



    • 事故直後、機体は海中に沈んだとされています。


​2024年7月28日:福岡県柳川市での墜落事故


  • 機体情報:ロビンソン式 R44(小型4人乗りヘリ)



  • 概要:自動車レース会場での遊覧飛行任務後、佐賀空港へ戻る途中に墜落。



  • 発生場所:福岡県柳川市大浜町(田んぼに墜落)


  • 原因(調査中)


    • 機体が空中で本体・テールローター・テールブームの3つに分離していました。



    • 空中分解の可能性が指摘されており、構造的な破損が疑われています。


  • 人的被害


    • 2名死亡(操縦士50代男性、整備士70代男性)



    • 墜落の瞬間は目撃者もおり、大きな破壊音が聞こえたとされています。


SNSでの反応は?

まとめ

今回は、長崎の医療搬送用ヘリコプターが海へ墜落、転覆事件についてまとめました。ヘリコプター運航会社では、墜落事故は初めてでは無かったため、過去の墜落事故について3件掲載をしました。

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